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【アラベスク】  第6章 雲隠れ(前編)



すごく大雑把な [ あらすじ ]




  それぞれに気がかりを抱えて迎えた新学期。
 (さとし)は夏の京都が気になる一方、夏休みの学校での一件が重く胸の内に圧し掛かり、結局美鶴(みつる)と会話を成立させることができない。
 そんな聡に明るく声を掛けるツバサも、シロちゃんとコウの関係が気になって仕方がない。
 一方、美鶴の心を大きく占めるのは、やっぱり霞流(かすばた)慎二(しんじ)。己の心情に戸惑いながら、久しぶりの駅舎でようやく過去の恋と向かい合う。だがそこに現れた人物が、美鶴を新たなトラブルに巻き込む。
 不安を抱きながらも美鶴との再会を心待ちにしていた瑠駆真(るくま)の目の前に広がる、無人の駅舎。
 美鶴はどこへ?
 美鶴不在の駅舎で久しぶりにバトルを展開する聡と瑠駆真。お互いへの劣等感を強がりで隠しつつ、ライバル心を再燃させる二人。シロちゃんとコウの過去を気にするツバサと、彼女の態度を勝手に解釈してしまったコウ。
 そんな彼らの知らぬところで、美鶴は思わぬ再会を果たす。
 かつて想いを寄せていた澤村(さわむら)優輝(ゆうき)の、美鶴を拉致した目的は? 里奈(りな)が現れた理由は? 里奈宛の手紙を見てしまったツバサはどう動くのか? 聡と瑠駆真は、事態に気づくことができるのか?
 美鶴を縛る過去の出来事が、少しずつ本当の姿を見せ始めます。







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